湯気上人の気分は上々
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カッポゥゼロ時間へ
「僕たちもう、終わりだね」

彼は静かに言った。

「ええ、そうね」

彼女も小さくつぶやくように答える。

「そうか。じゃあ、とっとと出ていってくれないか?」

彼は少し語気を荒げて言った。

「言われなくても出ていくわよ。送ってくれなくていいから」

そう言い残すと、彼女はドアをバタンと勢い良く閉めて部屋を出ていった。

「誰が送るかよ」

彼のつぶやく声が、寂しくなった部屋に少しだけ響いてすぐ消えた。

まるで、二人の思い出が儚く消え去るように。



「僕たちの出会いってこんな感じだったよね」

「うん。懐かしいなぁ」

今日も二人は仲良く自主制作映画を見ていた。

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