湯気上人の気分は上々
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カッポゥゼロ時間へ
「僕たちもう、終わりだね」

彼は静かに言った。

「ええ、そうね」

彼女も小さくつぶやくように答える。

「そうか。じゃあ、とっとと出ていってくれないか?」

彼は少し語気を荒げて言った。

「言われなくても出ていくわよ。送ってくれなくていいから」

そう言い残すと、彼女はドアをバタンと勢い良く閉めて部屋を出ていった。

「誰が送るかよ」

彼のつぶやく声が、寂しくなった部屋に少しだけ響いてすぐ消えた。

まるで、二人の思い出が儚く消え去るように。



「僕たちの出会いってこんな感じだったよね」

「うん。懐かしいなぁ」

今日も二人は仲良く自主制作映画を見ていた。
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カッポウの休日
「ねぇ、どっか行かない?」

とある休日、彼女は言った。

「うーん・・・それじゃあ、国会議事堂なんてどう?」

少し考えてから提案する彼。

「うん、行こう!久しぶりだから楽しみだなぁ~」

二人は国会議事堂へと出かけることにした。

「早く遊ぼう遊ぼう!」

彼女はやる気満々だ。

「よーし、遊ぶぞ!」

彼もまた然り。

「えい!牛歩戦術ぅ~!」

彼女はとても楽しそうだ。

「やったなあ!じゃあ、こっちは強行採決だ!」

彼も幸せそうな表情だ。



「未来を担う若者二人に幸あれ!」

国民の声が聞こえた。

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カッポゥinレストラン
「君の瞳に乾杯」

触れ合うグラスの音、揺れる赤いワイン。

「ごめんなさい」

彼がグラスに口をつけようとしたその時、彼女が言った。

「どうしたの?」

優しく聞き返す彼。

「まだ鼻でしか飲めないの・・・」

彼女は悲しそうに囁いたが、彼は優しく微笑んだ。

「大丈夫、僕も耳でしか飲めないんだ」

安堵のため息が彼女の口から漏れる。

二人の瞳がワインで赤く染まる日もそう遠くはないだろう。

穏やかな一夜が二人の笑い声で柔らかく包み込まれるように更けていった。

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なんかカッポゥ
「ごめーん、待った~?」

手を振りながら近づいてくる彼女。

「いや、王手だから・・・」

彼は真剣な面持ちで盤を眺めている。

「待った~」

彼女は気がつかないふりをして、もう一度言う。

「いや、譲れないってば・・・」

なんだかんだいって、彼は優しいのだ。

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インターナショナルカッポゥ
「だーれだ?」

彼の目をその細い両の手で覆い隠す彼女。

「ラムズフェルド?」

即答する彼。

「あったりぃ!」

彼女もまた、即答した。



穏やかな昼下がりのことだった。

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