湯気上人の気分は上々
ひとことネタ中心のブログです。 地球上のどこかでは使えるかもしれないひとことが満載!
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りんご1 ナイフ2 人3④
「ここに、りんごとナイフがある。そして、俺とお前とお前の3人がいる」

「そんなものないよ」

「いや、ここにりんごがあるじゃないか」

「ないよ」

「あるんだよ。ナイフもあるじゃないか」

「ない」

「ある。俺にお前。そして、お前がいる」

「いないよ」

「いるじゃないか、返事もしている」

「していない」

「じゃあ、お前は誰だ」

「俺はお前だ」

「じゃあ、俺は誰だ」

「お前は俺だ」

「じゃあ、もう一人のお前は誰だ?」

「私かい?私は、ナイフを2回だけ使って1つのりんごを3等分にすることのできる能力者だよ」

「お前は役に立たないな」

「ああ」

「なぜなら、俺はお前で、お前は俺だからだ」

「そして、りんごもナイフもない」

「俺もお前もいないしな」
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テーマ:わたしの心 - ジャンル:心と身体

りんご1 ナイフ2 人3③
グォウングォウングォウン・・・



「ヤットツイタナ・・・」
「アア、ソウダナ・・・」
「ホントニナガカッタナ・・・」

「サテ、オレタチハコノクニデハナニゴヲシャベレバイイノダ?」
「・・・コノクニノゲンゴハ"ニホンゴ"デアルラシイゾ」
「デハ、イマスグコノ"ペラペラマスィン"ヲニホンゴニセッテイシヨウ」

「・・・これが日本語か。それにしても、このマシーンは便利だよな」
「ああ。スイッチ一つでどんな言語も読み書き可能、発音も完璧だもんニャ」
「高いけどな・・・」

「さて。この国では今何が流行っているのだろうか・・・」
「さっそく我々の調査の目的を行おうというのかね、君は?勤勉の塊のようであるな、あっぱれでゴワす」
「ちょっと日本語おかしいぞ。わざとか?」

「・・・どうやら、"ブログ"というものが老若男女に人気があるらしい」
「ほう・・・まことあっぱれナリよ。さてさて、しばし待たれよ、旅の者・・・って、俺もか!ガッハッハ・・・」
「・・・あれ、yakiyugeスイッチがオンになっているぞ?そのせいか、言葉がおかしいのは。オフにしておこう」

「ためしに、この"ブログ"を見てみよう」
「うむ、そうだな」
「うむ」

「ふむ・・・」
「ふむ・・・」
「ふむ・・・」

「おっと、この記事はどういうことだ?」
「なんだ?」
「これのことか?"りんごが一つある。これを3人で分けようということになった。 ナイフを2回だけ使って、できるだけ均等に分けるようにするにはどうすればいいか?"」

「・・・」
「・・・」
「・・・」

「わかるか?」
「・・・」
「俺はわかったぞ」

「なんだって?」
「えっ?」
「まずは、りんごとナイフを用意しよう」



~数分後~

「さあ、用意できたぞ」
「どうやるんだい?」
「まず、このりんごを使ってナイフを半分にする」

ドカッ!

「ふむ・・・」
「ふむ・・・」
「次に、今ナイフを半分にしたりんごを使って、お前を刺し殺す」

グサッ!

「ぐ、ぐわーっ!!」
「お、お前何してるんだ!!」
「そして、この半分のナイフを俺とお前で分ける、と」

「・・・グフッ」
「死んだ・・・」
「簡単な問題だったな。さて、"魂ホイホイ"を使って生き返らせるとしよう・・・」

キュポゥン・・・ベチョッベチョッ・・・ピコンピコン・・・

「・・・おい!いきなり殺すなよ」
「お、生き返った」
「ふふん、すごいだろ?」

「お前、問題をちゃんと読んだのか?"りんごを二回だけ使って"じゃなくて、"ナイフを二回だけ使って"だぞ?」
「あ、ホントだ!」
「・・・ウワーン!」

グサッ!
グサッ!

「コイツ・・・残った半分のナイフでりんごを真っ二つにしてから自殺しやがった」
「見事だ・・・」
「・・・」

テーマ:サイコ - ジャンル:

りんご1 ナイフ2 人3②
「お父さん・・・」
「お父様・・・ウッウッ・・・」
「オヤジ・・・」



数分後・・・

「さて、遺産の分配をしようか」
「そうね」
「ああ、当然だ。オヤジが遺したものは、この箱に入っているらしい」

箱の中に入っていたのは、遺言書、ナイフが一本、りんごが一つ。

「お父さん・・・」
「お父様・・・」
「オヤジ・・・」

「・・・」
「・・・」
「・・・」

「・・・えーと、遺言書には何が書いてあるのかしら?」
「読んでみるね」

「『我が親愛なる子供たちへ』ティティオ=ヤ㊞・・・」
「そんなとこはどうでもいいから、早く遺産分配のとこの詳細を読んでくれよ・・・」
「わかったよ・・・」

「・・・というわけで、箱の中には、お前が今読んでいる遺言書と、ナイフ、りんごが入っているはずだ。箱の中身が揃っていなかった場合は、下記の電話番号まで問い合わせてくれ・・・」

「ふんふん、それで?」
「・・・お前たちに遺産を分配するが、条件が一つある。箱の中のりんごを、ナイフを2回だけ使ってできるだけ均等に分けろ。それが出来たら、遺産を分配することにする・・・」

「あら!そんなの簡単よ」

スパッ!

「あ・・・りんごを真っ二つにしやがった!!」
「そんな・・・」

「そしたら、こうすればいいのよ」

グサッ!

「な、なにするんだ・・・グフッ」

「兄貴ーーー!」
「あらあら、あなたも死にたいのかしら?」

「・・・でかした、姉貴」





その後・・・

兄・・・死亡
姉・・・逮捕
弟・・・遺産ゲット

~END~

テーマ:サイコ - ジャンル:

りんご1 ナイフ2 人3
とある地方都市にあるニコニコ商店街では、ハッピーサマーフェスタ2006が行われていた。
普通の夏祭りである。
今年も二階堂青果店では、ある催しが行われていた。

『一つのりんごを、ナイフを2回だけ使ってできるだけ均等に分けられた3人の方たちにフルーツバスケットをプレゼント!』

というものだ。
長い。
だが、さびれたニコニコ商店街は夏祭り中であるとはいえ客足が寂しい。二階堂青果店も例外ではなかった。
客といえば、昼間から酔っ払ったオヤジ三人組だけ。

「オウ、ヨッちゃん、カゴがもらえるってよ!」
「ヘッ、オレっちの頭脳を持ってすればこんなの簡単にしめぇよ!」
「ヨッシャ、二階堂のダンナ、ナイフをよこしな!」
オヤジの一人がナイフを受け取ると、何のためらいもなくりんごを真っ二つに切った。

「ヘヘン、どんなもんよ!」
「オイ、テメェ、何やってんだよ!」
「オレっちがやるって言っただろがよぉ、ウィー!」
「なんだ、文句あんのか、アァン?」
「やるか?」
「オレっちが・・・グハァ!」
ヨッちゃんと呼ばれているオヤジがナイフで刺された。

あっという間の出来事。
一瞬の沈黙の後、通りすがりの主婦が悲鳴をあげる。
ニコニコ商店街は騒然となった。

数分後、けたたましいサイレンをあげながら救急車とパトカーがやってくる。
だが、ヨッちゃんと呼ばれたオヤジはすでに息を引き取っていた。
残ったオヤジ二人は酔いも冷めた様子で青い顔をし、その場に立ち尽くしていた。

ナイフは回収され、オヤジは逮捕され、二階堂のダンナは事情聴取を受けている。
ほったらかしにされたりんごは酸化し、いつまでも怪しい輝きを放っていた。



MiThyさんの記事ハチャメチャなクイズにお話を・・・での疑問について考えてみました。
無理矢理もいいところな仕上がりとなりました。

テーマ:これってどうよ? - ジャンル:日記

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